サンパウロ州政府＝水危機で緊急時対応計画＝最大16時間の減圧など

サンパウロ市大都市圏に水を供給する水系が14～15年の水危機以来の低水位になっていることで、サンパウロ州政府が24日、水の供給に関する緊急時対応計画を発表したと同日付G1サイトなど（1）（2）（3）（4）（5）が報じた。

サンパウロ州の降水量は3年連続で平年の平均を下回っている。24日の平均貯水量は総容量の28・7％で、14～15年の水危機以来の低水準となっている。

この日発表された緊急時対応計画は州気候変動委員会傘下の環境・インフラ・ロジスティックス局が策定したもので、水供給が崩壊する可能性を考慮し、サンパウロ市大都市圏への配水時の水圧を最大で16時間下げること...