野口泰氏が駐ブラジル特命全権大使に=元在サンパウロ総領事、12月に赴任
27日の閣議で、野口泰氏が駐ブラジル特命全権大使として任命された。本人からの連絡によれば「12月中旬にブラジリアに赴任する予定」とのこと。野口局長は、1990年に外務省に入省。2017年から在サンパウロ日本国総領事を務め、2023年には外務省中南米局長に就任していた。今年1月には当地文協で著書『遠い異国の地サンパウロで日本を想う』(CIATE刊行)の刊行祝賀会を行っていた。
野口氏は「270万人の日系ブラジル人の存在が良好な2国間の関係に寄与しており、日系ブラジル社会と一緒になって、日本企業の進出支援や日本文化の普及に努めていく必要があります」「26年10月に控える大統領選挙をめぐる動きが活発になるところ、(中略)こうした重要性を有するブラジルに特命全権大使として赴任することは大きな喜びであるとともに、重責をひしひしと感じている次第です」とメールに綴った。








