書評=揺れる大地に立つ日本人の物語=『褐色の血(中) 第二部 彷徨の地図』
移民とは、離散であると同時に、複数の故郷を持つという祝福でもある。しかし、その〝間〟に生きる者の心には、いつも帰属と断絶の影が揺れる。11月14日にオンライン刊行された電子版書籍『褐色の血(中) 第二部 彷徨の地図』(麻野涼著、https://amzn.asia/d/6tlTgv4)は、その揺らぎを、ブラジルの大地に根づいた日系移民の視線から緻密に描き出す。
本書は、8月末に出した書評《麻野涼=『褐色の血』第一部「混濁の愛(上)」》(brasilnippou.com/ja/articles/250829-22colonia)の続編。主人公・児玉がパウリスタ新聞社か...
有料会員限定コンテンツ
この記事の続きは有料会員限定コンテンツです。閲覧するには記事閲覧権限の取得が必要です。
認証情報を確認中...
有料記事閲覧について:
PDF会員は月に1記事まで、WEB/PDF会員はすべての有料記事を閲覧できます。
PDF会員の方へ:
すでにログインしている場合は、「今すぐ記事を読む」ボタンをクリックすると記事を閲覧できます。サーバー側で認証状態を確認できない場合でも、このボタンから直接アクセスできます。