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ニッケイパラセ=サンパウロ市最大級のカラオケ開店へ=プレオープンイベントを開催

2025年12月2日

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サンパウロ市リベルダーデ区のホテル「ニッケイパラセ」内に、年内に市内最大級のカラオケ店がオープンすることが決定し、11月7日に招待制のプレオープンイベントが実施された。開催日は、同ホテルの前オーナーであった故・池崎博文氏の誕生日に合わせたもの。

新カラオケ店は最大約120人を収容できる大型施設で、オープンステージに加えて四つの個室ボックス席も備える。バーカウンターではドリンクや料理の提供も予定されており、多目的に利用できる空間づくりを目指している。これが完成すれば、同ホテルは宿泊、喫茶店、スパ・サウナ、レストランを施設内で安全に楽しむことができる総合施設になる。

イベントでは、運営会社社長の池崎カルロス・タカシ氏が挨拶に立ち、「父は〝ニッケイパラセはリベルダーデの日系社会の象徴だ〟と常に語っていました。その炎を絶やさぬよう、お客様が『泊まって良かった』と思える場をつくるため、このカラオケを準備しました。ぜひ楽しんでください」と語った。

共同経営者で妻の池崎・山田・セレナ・貴子氏も、「今日、義父の誕生日にプレオープンを迎えられ、本当に嬉しく思います。義父は常に日伯両国と日系社会の未来を考えていました。惜しい方を亡くしましたが、その魂は受け継がれています。私たちはお客様満足度を高め、おもてなしの心で日系社会を盛り上げていきます」と涙ながらに述べた。新カラオケ店は年内の正式オープンを予定。



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