チリ大統領選=治安強硬策のカスト氏優勢=軍政以降最右派政権の誕生か
【既報関連】チリ大統領選の決戦投票が14日(日)に迫る中、極右政策を掲げるホセ・アントニオ・カスト氏(59歳)が58%の支持を得て、左派候補ジェネット・ハラ氏(51歳)に16%ポイントの差をつけてリードしている。カスト氏の勝利が現実となれば、治安や移民問題を巡る市民の不安を背景に、1989年の民主化以降で最も右寄りの指導者が誕生することとなり、ピノチェト独裁後のチリ政治に大転換をもたらすと12日付ヴァロール紙など(1)(2)が報じた。
共和党所属のカスト氏は、今回の選挙戦を通じて、特に治安の悪化や急増する移民問題を中心に強硬姿勢を打ち出した。これらの問題に対する市...
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