チリ大統領選=治安強化掲げ極右カスト氏当選=野党と協調、強硬策当面回避か
【既報関連】チリ大統領の決選投票が14日に行われ、58%超の得票率で共和党のホセ・アントニオ・カスト氏(59歳)が当選した。カスト氏は再民主化後、初の極右大統領で、移民排斥政策や治安強化策、低成長経済の打破を公約に掲げる一方、勝利演説では急進的改革への期待を抑え、国民統合を訴えた。今後は、分断していた議会での合意形成を進め、公共支出削減や犯罪対策、不法移民対策を実現するための政治的手腕が試されると15日付ヴァロール紙など(1)(2)(3)が報じた。
カスト氏は選挙戦を通じ、移民問題を最優先課題に掲げ、合法的な居住資格を持たない外国人に強制的な追放措置を取ることを明...
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