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ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(311)

2025年12月19日


 バストスの養鶏組合員が必要とする飼料用とうもろこしを買付け、生産する鶏卵を販売することが当初の目的だった。

 北パラナ地方は、この頃は、コロニア農業者の大集団地になっていた。

 主作物はカフェーであった。その生産者たちは、強力な組合を必要としていた。そこでコチアに加入してカフェーの取扱いを始めるよう繰り返し本部へ要求した。

 当時、コチアはカフェーは扱っていなかった。専務の下元健吉が慎重だったのである。

 カフェーに手を出すと、国際的な商社と競合することになる。相応の知識や技術、そして資金が必要だった。

 実は下元は内心、カフェーの様な国際商品を事業に加えることを望んでいた...

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