site.title

ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(353)

2026年3月5日


 組合員の多くは二世が占め、彼らは仲買商や資材商と、軽々と取引をする様になっていた。

 堅実経営の神話は、精神面でも崩れていたのである。

 なお、この八九年、スールはサンパウロ、パラナ、リオ・デ・ジャネイロの三州に三十八単協を擁し、パラー、バイア、ミナス三州の地元の三組合と提携していた。

 取扱い品目は、販売部門は果実が最も多く、そのほか鶏卵、蔬菜、カフェー、大豆、バタタ、小麦などであった。

 購買部門は肥料、養鶏飼料、農薬が主であった。

 総事業量は、ひと口に年間一億㌦と概算されていた。

 従業員は一、三〇〇人ほどであった。

 八九年は、組合の創立六十周年に当たった。十二月、記...

会員限定

有料会員限定コンテンツ

この記事の続きは有料会員限定コンテンツです。閲覧するには記事閲覧権限の取得が必要です。

認証情報を確認中...

有料記事閲覧について:
PDF会員は月に1記事まで、WEB/PDF会員はすべての有料記事を閲覧できます。

PDF会員の方へ:
すでにログインしている場合は、「今すぐ記事を読む」ボタンをクリックすると記事を閲覧できます。サーバー側で認証状態を確認できない場合でも、このボタンから直接アクセスできます。

Loading...