《ブラジル》カーニバル休暇＝国道での飲酒運転は３倍強＝件数や死傷者数も昨年超える

　連邦道路警察（ＰＲＦ）が３日、カーニバル期間中の国道での飲酒運転は昨年同期を２２５％も上回ったと発表したと同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。
　ＰＲＦによると、２月２５日～３月２日の６日間に動員されたＰＥＦは１万６８００人で、運転手や同乗者１６万５３１９人と車両１３万２９３１台が検問を通過した。また、呼気中のアルコール濃度の検査を受けた人は昨年同期比で９５０％増の７万８９５８人、飲酒運転で告発された人は２５５１人だった。

　また、この期間中の違反件数は７万７８３２件で、その内の１万９２１件は無理な追い越しで、シートベルトを使っていないも８２９６人いた。無理な追い越しは昨年同期比で１４％、シートベルト不着用は同様、６％増えた。
　ＰＲＦによると、違反件数の増加と呼応し、昨年同期と比べた重大な事故の件数は１６％、負傷者の数は６％、死者の数は１８％増えた。
　コカインの押収量は昨年同期を１６４％上回る４３７キロ、逮捕者は２６％増の１０９２人、回復した車両数は１８％増の２０１台だった。