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《ブラジル》82%が電子投票に信頼=前回調査より13%P向上

2022年3月29日

10月の選挙から使われる新型の電子投票器(Reprodução/TSE)
10月の選挙から使われる新型の電子投票器(Reprodução/TSE)

 25日に発表されたダッタフォーリャの世論調査によると、国民の82%は電子投票システムを信頼している事が判明したと同日付フォーリャ紙やG1サイトなどが報じた。今回の調査は181市、計2556人を対象に行われ、調査の信頼度は95%で、統計上の誤差は前後2%ポイント(P)だ。
 今回の数字は、統一地方選直後の2020年12月に行われた調査での69%を13%P上回っている。内訳は「非常に信頼している」47%(前回調査では33%、以下同)、「少し信頼」35%(36%)、「信頼できない」17%(29%)、「分からない」1%(2%)だった。

 アンケートでは、現行システムを継続する事を望むか、それとも紙による投票に戻るべきだと思うかも質問した。それによると、電子投票の継続を望む人が73%から77%に増えた一方、紙による投票に戻るべきと考えている人は23%から20%に減ったという。
 ボルソナロ大統領は現行の電子投票への不信感を表明し続けているが、電子投票に信頼すると答えた人はボルソナロ大統領の支持者でも70%いたという。


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