《ブラジル》最年長の候補者は95歳=18歳の候補の5倍以上

今回の統一選の最年長候補と最年少候補は5倍以上の年齢差がある事がわかったと27日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。
最年長の候補者は、リオ州から下院議員選に出馬したジョゼ・リベマル・クトゥリン・ゴメス氏(95、ブラジル労働再生党・PRTB)だ。同氏はマラニョン州サンルイス生まれで、選挙裁判所に届け出た資料では、白人で年金生活者となっている。同氏の生年の1927年はリオ・グランデ・ド・ノルテ州が全国で最初に女性の参政権を認めた年だ。
他方、最年少候補者は、ペルナンブコ州の州議を目指すパメラ・カテレン・シルヴァ・メンデス氏(18、国民動員党(PMN)だ。選挙裁判所への届け出によると、彼女は先住民で、職業はその他となっている。
選挙裁判所への登録内容から行くと、年齢別に見た候補者が最も多いのは45~49歳で、4762人が立候補している。以下、4~44歳4519人、55~59歳4516人、60~64歳3118人と続いている。ただ、選挙判所はまだ、候補者の資格の鋳直し作業中のため、最終的な人数はまだ、変わる可能性がある。