政権移行、新たに16分野で追加発表=マリーナやジャノーネスら

ジェラルド・アルキミン次期副大統領は16日、政権引き継ぎ作業のための追加メンバーを発表した。マリーナ・シルヴァ元環境相やアンドレ・ジャノーネス下議など、総勢162人が選ばれた。16、17日付現地紙、サイトが報じている。
この日の発表では16の分野のメンバーが指名された。「農業牧畜」ではジウマ政権時代の農相のカチア・アブレウ上議や同じく元農相のネリ・ジェレル氏ら8人。「農業開発」では教育者のセーリア・ヒサエ・ワタナベ氏ら11人、「科学技術」では元科学技術相のセルジオ・マシャド・レゼンデ氏ら12人、「地域開発」では前セアラー州知事のカミロ・サンターナ氏やパラー州知事のエルデル・バルバーリョ氏ら8人が選ばれた。
「通信」では、小政党アヴァンテの下議でネットのインフルエンサー、ルーラ氏のネット上でのキャンペーンで貢献したとして注目を浴びているジャノーネス氏ら12人。「法務保安」は前マラニョン州知事のフラヴィオ・ジノ氏やルーラ氏の弁護士のクリスチアーノ・ザニン氏ら17人。「環境」は、エジプトでのCOP27に参加して話題となったばかりのマリーナ氏や、カルロス・ミンク氏、イザベラ・テイシェイラ氏らの歴代環境相ら8人。「鉱山動力」は元鉱山動力相のアンデルソン・アダウト氏ら12人だ。
「外交」はカルドーゾ政権で法相、テメル政権で外相を務めたアロイージオ・ヌーネス氏ら7人。「保健」にはジウマ政権の保健相だったアレッシャンドレ・パジーリャ氏ら12人。「透明性統括」はペルナンブッコ州知事のパウロ・カマラ氏ら12人、「観光」は元聖市市長で観光相、文化相も歴任したマルタ・スプリシー氏ら8人が選ばれた。
このほか、「水産」に8人、新たに創設予定の「先住民」に10人、「社会福祉」に6人、「労働」に10人が選ばれている。