site.title

ロライマ州=家のW杯飾り付けコンクール=賞品の大型テレビで試合観戦

2022年11月23日

コンクールへの参加を促し、見事に入賞したアマンダ氏(21日付G1サイトの記事の一部)
コンクールへの参加を促し、見事に入賞したアマンダ氏(21日付G1サイトの記事の一部)

 20日からサッカーのW杯が始まり、街角にも応援グッズを販売する屋台などが増えている。ロライマ州イラセマ市では、W杯にちなんだ家の飾り付けコンクールが行われ、17家族にテレビが贈られたと21日付G1サイトなどが報じた。
 ブラジルはW杯初回大会から一度も欠かさず参加し、今大会では6度目の優勝を狙う。W杯の時期は全国各地で、道路や電柱が黄色や緑のペンキで塗られるし、家の中を国旗や代表チームのユニフォームなどで飾り付ける人達もいる。
 そんな国民の熱気をコンクールという形に昇華させ、家族揃ってブラジルの代表チーム(セレソン)を応援できるようにした街がイラセマだ。コンクールを主催したのは市役所で、「W杯のリズムの我が家」と題するコンクールには、54家族が参加し、17家族へ賞品のテレビが贈られた。
 飾り付けに使われたのは黄色と緑の旗や風船、サッカーボール、セレソンのユニフォームなど。賞品の43インチテレビは当初15台だったが、最終的に17家族に贈られた。
 賞品が手渡されたのは開会式前日の19日で、どの家族もW杯を新しいテレビで観戦できると大喜び。
 市で最初にテレビを受け取ったアマンダ・ソウザ氏(23)は、入賞した喜びと共に、「まだ揃っていないのは優勝カップだけ」と、ブラジルの6回目の優勝を待ち望む気持ちを表した。コンクールへの参加を家族に呼びかけたのはアマンダ氏だったという。
 ジャイロ・リベイロ市長によると、今回のコンクールは2018年に次ぐ2度目。きれいで調和の取れた街を保ち、W杯期間中の街をW杯一色にする事で、市全体がサッカーを愛する事ができるよう、市議会と州政府の協賛を得て行われたという。
 全ての家族が華やかに飾り立てられる訳ではないが、入賞した家族には、家族の団結とサッカーへの愛情、W杯への思い入れが共通して見られるという。

画像スライダー (3枚)


【21日の市況】Ibovespaは政権移行PECの代替案で0.81%上昇、ドルは下落前の記事 【21日の市況】Ibovespaは政権移行PECの代替案で0.81%上昇、ドルは下落経済省=歳出上限法故の予算再凍結=非義務的支出を57億レ超次の記事経済省=歳出上限法故の予算再凍結=非義務的支出を57億レ超
Loading...