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3送電塔倒壊は破壊活動?=鉱山エ省などが調査機関設置

2023年1月12日

イタイプー発電所(Angelo Leithold, via Wikimedia Commons)
イタイプー発電所(Angelo Leithold, via Wikimedia Commons)

 鉱山エネルギー省(MME)、国家電力庁(Aneel)、国家電力システム運用会社(ONS)は10日、三つの送電塔倒壊が過激派の破壊活動と関連しているかを調査するために危機管理室を発足させた。
 この倒壊は、ボルソナロ支持者の過激派がブラジリアで三権中枢施設を襲撃し、ペトロブラスの製油所で車両の通行を妨害する行為を行った8日夜から9日未明に発生した。
 倒壊した送電塔の一つはパラナ州にある、イタイプー発電所からサンパウロ州への送電網のものだ。残り二つはエレトロノルテが管理するロンドニア州で倒れた。他にも、様々な問題が報告されている。
 Aneelは電気部門各社に送付した文書の中で、設備劣化などの観点も踏まえて、設備の監視を実施するよう要請した。監視レポートは今後15日間、1日に2回、早朝と午後に送信することが義務付けられた。
 ONSは3カ所で送電塔が倒壊したことを受け、選挙、サッカーW杯、五輪などの特別イベント時に従来から採用されている特別な監視対策をとることも決めた。
 ONSは、「この時期は、毎年厳しい気象条件が確認されており、普通の事故だと考えることもできる」と指摘。「現時点では、各担当機関が原因を調査中」と慎重なコメントを発している。
 加えて、今回の出来事でエネルギー供給への影響がなかったことを再確認していると説明した。


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