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サンパウロ市=60~64歳用の無料枠=2月からBUへの登録開始

2023年1月31日

サンパウロ市中央部で列をなす市内バス(Rovena Rosa/Agencia Brasil)
サンパウロ市中央部で列をなす市内バス(Rovena Rosa/Agencia Brasil)

 サンパウロ市のバスは12月14日から、地下鉄は1月1日から60~64歳の利用者も無料で利用できるようになったが、無料乗車用のビリェッテ・ウニコ(BU)は65歳以上しか入手できないため、2月1日からは同年齢層向けの無料枠登録が始まると23日付現地紙サイトやバスなどの車内案内が報じている。
 60~64歳で従来型のBUを持っている人は1日以降、月初めに駅やターミナル、バス内の課金機で無料使用枠(コッタ)を登録できる。このコッタは毎月、月初めに更新する必要がある。
 BUを持っていない人は従来通り、写真入りの身分証明書や運転免許証などを提示する事で、バスや地下鉄、CPTMを無料で利用できる。
 BUを持っていないから新しく作りたい場合はhttp://bilheteunico.sptrans.com.br、BUをなくした場合やBUが傷んで使えない場合はhttp://www.sptrans.com.br/atendimentoで作れる。
 なお、60~65歳の人が地下鉄やCPTM、レール上を走る軽量車両(VLT)、複数の市にまたがるバスを無料で利用できる事やそれにまつわる規定は21日付サンパウロ州官報に掲載された。公共交通機関を運営する会社は皆、15日以内に各種の電子ビリェッテに対応するための準備を完了しなければならないと規定されている。
 サンパウロ大都市圏で使えるのはTOPかBUで、TOPの場合は市間バスでも使える。海岸部のVLTや各地域のEMTUは独自または地域毎のカードがあるので確認が必要だ。


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