パラナ州国道でバス転落事故=アルゼンチン人親子ら7人死亡

1月31日未明、パラナ州の国道でバスの転落事故が発生。アルゼンチンから観光に来ていた親子2人を含む7人が犠牲となった。1月31日付現地サイトが報じている。
事故が発生したのはパラナ州中央部のフェルナンデス・ピニェイロを通る国道277号線で、乗客54人を乗せた2階建ての観光バスが車線から脱線。国道脇の草むらを転がり落ち、雑木にもたれるようにして止まった。
この衝撃で、乗客の内7人が死亡、22人が重軽傷を負った。死者の内4人は、バスから放り出されたのか、バスの下敷きとなって死亡していた。また、重傷者の中には命の危険がある人が数人いるという。
犠牲者の中にはアルゼンチン人の3歳の男児とその母親(42)も含まれている。連邦道路警察によると、父親は息子を助けようとしたが、即死だったという。
バスはヴィアソン・カタリネンセ社のもので、1月30日の16時40分にサンタカタリーナ州の州都フロリアノーポリスを出発し、パラナ州の観光名所であるイグアスの滝に向かっていた。
ヴィアソン社は事故に対して遺憾の意を表明し、事故の原因究明に努めると発表した。