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サンパウロ市道のカーニバルに511組参加=11日から市内各所で

2023年2月8日

アカデミコス・ド・バイショ・アウグスタのパレードの様子(Divulgacao)
アカデミコス・ド・バイショ・アウグスタのパレードの様子(Divulgacao)

 カーニバルの休日は21日だが、多くの街ではエスコーラ・デ・サンバによるパレードの前からブロッコと呼ばれるグループによる「道のカーニバル」が始まる。
 サンパウロ市の場合は正式なカーニバルの前期間は12~1日の週末から始まるため、4日に14組、5日も15組のブロッコの練習が行われた。今年のカーニバル期間中は511組のブロッコが街中に活気をもたらしてくれるはずだという。
 4日に練習を行ったブロッコの一つは、2004年にアフリカからの文化やアフリカとブラジルの文化を折衷したレガシーを受け継いだ音楽のリズムなどを継承していくことを前面に出して活動しているイルー・オバ・デ・ミンだ。練習は14~17時に、イビラプエラ地区にあるサンパウロ総合大学の近代美術館で行われた。
 5日に練習を行ったブロッコの一つは、同市最大のブロッコとされるアカデミコス・ド・バイショ・アウグスタだ。2020年は「ヴィヴァ・ア・レジステンシア(抵抗万歳の意)」をテーマとしてエルザ・ソアレスを顕彰。コンソラソン街には100万人以上が繰り出した。練習はカンポス・エリゼオス区ガルパン・ド・アルマゼン・ド・カンポで、14時から行われた。
 同市市役所では、今年のカーニバル期間中は、昨年の1500万人を上回る人々が「道のカーニバル」に参加すると見ている。今年のカーニバルでは、昨年以上に郊外でパレードを行うブロッコが増えると見られている。郊外でのブロッコは、南部が101組、北部が76組、東部が68組となる予定だ。同市文化局は昨年末、300万レアルを投じて300のブロッコを支援する方針を発表していたが、それが奏功したようだ。
 4万人以上の人を集める事ができる大型ブロッコは、市中央部のコンソラソン通り、南部のルイス・ドゥモント・ヴィラレス通り、同じく南部のイビラプエラ公園、西部のファリア・リマ大通り、北部のマルケス・デ・サンパウロヴィセンテ大通り、南部のラグナ街の6カ所で行進を行う予定だ。
 カーニバル期間中に行進を行うブロッコの名前や日時、場所などのリストは、インスタグラムのアカウントPara qual bloco eu vou?(https://lookerstudio.google.com/u/0/reporting/4f467c79-ea16-4063-981b-8d36f96388d3/page/JRbCD)に掲載されている。
 なお、リオ市では4日から既に、道のカーニバルがはじまっており、4~5日には約40のブロッコが街頭に繰り出したという。


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