《ブラジル》フォルクスワーゲンが半導体不足で生産停止=3工場で22日から10日間

フォルクスワーゲンが14日、半導体不足のため、国内3工場での生産活動を一時的に停止すると発表したと同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。
集団休暇を採用して生産活動を調整するのは、サンパウロ州ABCパウリスタ地区のサンベルナルド・ド・カンポ工場と同州内陸部のサンカルロス工場、パラナ州のサンジョゼ・ドス・ピニャイス工場の三つだ。サンベルナルド工場とピニャイス工場では2月22日から3月3日まで、サンカルロス工場では2月20日から3月1日までを休暇とし、生産調整を行う。
同社によると、半導体不足に伴う集団休暇を使った生産調整は昨年中から決まっていた。また、サンパウロ州タウバテ工場は通常通りの業務を行う。この工場ではGolの代わりにPolo Trackを生産している。
同社では2021年以降、半導体不足が頻繁に起きており、2022年も5月と6月に集団休暇を採用し、生産調整を行っていた。