サンパウロ州知事が15計画を発表=水道公社民営化、州庁舎移転など

28日付テラサイト(1)は、タルシジオ・デ・フレイタス・サンパウロ州知事(共和党)が同日、彼の主な選挙公約の一つを達成するため、上下水道事業を営むサンパウロ州基礎衛生公社(Sabesp)の民営化に乗り出したことを発表した。
フレイタス知事は、Sabesp民営化の経済的・財務的実現性を評価するための調査を承認した。この決定は、投資事業組合事務局と連携しているサンパウロ州民営化評議会の会合で行われた。知事によると、他15のコンセッションや官民連携の企画と合わせると取引総額は1801・7億レアルに達する。
サンパウロ州民営化評議会はすでに開始されている首都圏水・エネルギー会社(Emae)の民営化の調査も継続中だ。企画リストの中には、1800kmの高速道路コンセッション、州政庁移転(モルンビー地区のバンデイランテス宮殿からサンパウロ市セントロへ)、11月末にオークションが予定の聖市カンピナス間の列車計画も含まれている。