製造業=雇用と就労時間などが増加=平均月収や企業収益は減少

全国工業連合(CNI)が8日、製造業は1月に雇用数、就労時間数、給与総額で前月比増を記録したと発表したとサイト、ポルタル・ダ・インドゥストリア(1)(2)、同日付アジェンシア・ブラジル(3)(4)などが報じた。
製造業の雇用は5カ月間安定した状態が続いていたが、1月は前月比で0・5%、昨年同月比で1%増えた。
また、就労時間数も前月比で0・5%、昨年同月比では3・2%増えた。CNIのエコノミストは雇用と就労時間数の増加は生産活動が活性化した証拠と見ている。
全就労者の給与総額は前月比で1・5%増え、3カ月連続で前月比増を記録。この間の給与総額は3・8%増えており、昨年1月比では7・8%増えた。
各労働者の平均月収は前月比で0・3%減少したが、昨年同月比では6・6%増えた。他方、企業収益は5カ月連続で減り、前月比で0・9%、昨年同月比で1・1%減少。設備稼働率79・7%は昨年同月比で1・5%ポイント低下した。