CPTM2線で相次いで故障発生=前日の脱線事故に続き
3月31日、サンパウロ市のCPTMの7号線と11号線で相次いで故障が発生し、市民の足に乱れが生じた。CPTMは前日も8号線で脱線事故が発生したばかりだ。同日付G1サイト(1)などが報じている。 7号線で問題が生じたのは午前5時20分頃で、ピリトゥーバ駅近くのパンタグラフで誤操作が起き、電気系統の故障が発生。それ以後、ピリトゥーバ駅~ペルース駅間は1本の線路を両方向の電車が使う必要が生じ、代替バスがピリトゥーバ駅に17台、ペルース駅に12台あてがわれた。同線は午前9時20分に正常に戻っている。
この影響で、7号線と10号線を連結する「サービス710」も運行停止となり、乗客がブラス駅で降ろされていた。
また、11号線では午前4時に信号障害が記録され、ルス駅~ブラス駅間で、両方向とも、減速運転を行わざるを得なくなった。こちらは午前8時に正常に戻っている。
CPTMでは3月30日の午前も8号線で脱線事故が発生したばかりだ。CPTMでは今年に入り、少なくとも35件の事故や故障が報告されている。