ツアーオペレーター=22年の乗客数は新記録=前年比で13・5%増加

ブラジル・ツアーオペレーター協会(Braztoa)が12日、2022年は前年比で13・5%増の840万人を乗せ、新記録を更新したと発表したと同日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。540万人は国内旅行客、300万人は国際旅行客で、国際旅行客数は過去最大だった。
国内旅行客の行き先は北東部38・4%、南東部24%、南部17%、中西部11%、北部9・6%で、人気都市はサルバドール、ポルト・デ・ガリーニャス、レシフェ、サンパウロだった。
国際旅行の場合の行き先は、欧州37・71%、南米15%、北米14・7%、中米・カリブ海13・3%、アジア11・3%、アフリカ6%、オセアニア2%となっている。国際旅行で最も売れたアトラクションはディズニーランドで、オーシャン・クルーズがそれに続いた。人気が高い国は米国、ポルトガル、イタリア、エジプトとなっている、
売上は前年を62・7%上回る115・5億レアルで、2019年は23・5%下回ったものの、コロナ禍前の水準に戻る日が近いことを示している。売上の55%(63億レアル)は国際旅行によるもので、21年比で341%増、19年も3・2%上回り、12年間で最高だった。他方、国内旅行は21年比で10・5%減の52億レアルだった。
支払い方法はクレジットカードが68・7%、PIXが19・1%、銀行の振込用紙が10・8%で、5回以上の分割払いが50・1%を占めた。