サンパウロ市地下鉄5号線=信号故障で混乱発生=VM社管轄の路線でまたも
27日朝、サンパウロ市地下鉄5号線で故障が発生し、運行が一時止まって混乱が生じた。27日付フォーリャ紙(1)などが報じている。
今回の故障は同日朝5時台に同線のサントアマーロ駅の信号で発生。これにより、同駅のプラットフォームの安全扉の開閉ができなくなり、電車の運行も止まった。
これにより、各駅のプラットフォームや駅内外で混雑が生じただけでなく、停車した電車の中からも「30分以上、扉も開かず、閉じ込められている」との苦情がSNSを通じて発信された。
これを受け、緊急に代替バス35台が手配され、ラルゴ・トレーゼ駅〜カポン・レドンド駅までの駅にあてがわれたが、そこでも長蛇の列ができていた。
午前8時過ぎにはサントアマーロ駅での電車の運行も再開されたが、電車のドアの開閉は手動となるなど、混乱が続いた。
また、サントアマーロ駅はCPTM9号線との連結駅でもあるため、同線でも混雑が生じている。
5号線はヴィア・モビリダーデ社が運営しているが、同社が運営するCPTM8、9号線も、先月からトラブルが相次いでいる。