サンパウロ市は雨から徐々に温暖に=3連休は「労働者の日」から天気安定
29日から5月1日の「労働者の日」までの3連休中のサンパウロ市の天気は、最初は冷えるが、徐々に晴れ間が広がり、温かくなる見込みと、28日付フォーリャ紙(1)が報じている。
月末は寒冷前線の影響で、サンパウロ州では最低気温が15度を切る雨模様の日が続いた。この雨の影響でカンタレイラ水系の4月の降水量は28日午前9時現在で115ミリと、8カ月連続での100ミリ超えを記録。貯水量も同日の記録としては12年ぶりの高さとなる85・7%を記録している。
だが、国立気象観測所(Inmet)によると、29日のサンパウロ市の最高気温は22度までしか上がらないものの、30日、5月1日は26〜27度まで上がるという。
天気そのものは、29日は雨が降るが、30日はところにより雨で、「労働者の日」は雲もほとんどない快晴となる見込みだという。それ以降、次の寒冷前線が到来する5月5日までは、天気が安定するとのことだ。
Inmetは週末を海岸部で過ごす予定の人たちに対し、海岸部での気温はサンパウロ市に比べてやや低めなことを理由に、「浜辺に行くなら5月1日のみがいいだろう」としている。