連邦警察=CACへの全国的捜査実施=違法な銃の所持取り締まる
連邦警察は4日、違法な銃の所持者に対する全国的な取り締まり捜査を行った。4日付CNNブラジル(1)などが報じている。
「デイ・アフター作戦」と命名された捜査は、「コレシオナドール(収集家)、アチラドール(スポーツ射撃家)、カサドール(狩猟家)」のいわゆるCACと呼ばれる人たちで、所持している銃の登録を更新せず、不法所持状態となっている約50人を対象にして行われた。
今回の捜査では、違法行為を行った人物の逮捕の他、銃の押収、銃弾や銃の所持に関する連邦警察や軍との契約を破棄させる目的での書類の押収なども行う予定で、逮捕者の数などはのちに発表される見込みだ。
CACの銃登録数はボルソナロ政権時代に急拡大したが、登録に際して、多くの不正が行われていたことがルーラ政権になって発見されていた。
連邦警察によると、銃の登録更新期限は今月3日で、同日現在で全国銃システム(Sinaram)に再登録された銃は94万2001丁だという。この数は再登録されるべき銃の99%に相当するという。