観光業=2月は14・8%成長=コロナ禍前の1・9%増

地理統計院(IBGE)が1日、2月の観光業界の活動は昨年同期比で14・8%成長したと発表したと同日付G1サイト(1)(2)(3)などが報じた。
観光省によると、2月の実績は既に、新型コロナのパンデミック前の2020年2月を1・9%上回っているという。
サービス業の月間調査によると、2月は12州が昨年同月比増を記録したという。成長率上位州と成長率は、サンパウロ州12・5%、ミナス州25・2%、リオ州12・4%、バイア州20・2%、パラナ州23%、サンタカタリーナ州23・9%だ。
今年に入ってからの2カ月間の累積成長率は5・5%で、昨年同期比では13・8%増となっている。観光業には、レンタカー事業やレストラン、ホテル、旅行代理店、旅客輸送、(顧客が指定する場所まで出向いて食事を提供する)ケータリングサービスが含まれる。
IBGEによると、2月の旅客輸送は前月比で2・6%増を記録した。旅客輸送だけを見ると、2月の実績はパンデミック前の20年2月比で5%増、1~2月の累積成長率は昨年同期比で9・0%増となっている。