母の日=過半数は贈り物をする予定=売上は330億レアル超?

サンパウロ商業協会(ACSP)の調査によると、13日の母の日に何か贈る予定の人は51・8%おり、昨年の50%より若干増えたことが判明と9日付アジェンシア・ブラジル(1)(2)(3)などが報じた。
回答者の41・2%は昨年よりも高いものを買う予定で、30%は昨年より安いものをと考えていた。また、贈り物の額は50~300レアルを予定している人は全体の78・8%いた。
買い物をする場所は小さな店でと答えた人は46・2%、(ネットではなく)対面式の物理店でと答えた人は61%いた。候補トップは衣類の57・7%だが、パンデミック前の80%より少ない。宝飾品やコスチュームジュエリー、化粧品なども多いが、昨年は73%に達した家具や電化製品は36・2%に減少。チョコレートは15・7%だった。
また、分割払いで購入する人は昨年より減り、デビットカードか現金による一括払いを好む人が増えた。これらの数字は、対面式の活動増や所得の伸び悩み、金利高でローンの利用が困難になっていることなどを示している。プレゼントに旅行という人が減ったのも同様の理由だろう。
他方、全国商店主連合や全国クレジット保護サービス協会が全国の州都と首都で行った調査によると、母の日に贈り物をする予定の人は1億2870万人を、売上は330億レアルを超える見込みだという。また、プレゼントを贈りたい相手は母親が最多で、妻、姑がそれに続いている。