SESC=10年間で新たに11カ所=サンパウロ市内でも設立ラッシュに
サンパウロ州民にはSESC(セスキ)の名で知られている社会商業サービスの施設が、新たに11カ所に開設されることが明らかになった。24日付エスタード紙(1)が報じている。
これは23日にSESCサンパウロが明らかにしたものだ。それによると、州内全体に向こう10年間で新たに11カ所の施設を設立する上、8カ所を拡充して再開することを予定しているという。
最も数が増えるのはサンパウロ市で、市中央部(セントロ)ラモス・デ・アゼヴェド広場にある旧マッピンのビルに移した本部、サンパウロ州商業連盟(Fecomercio)があったベラ・ヴィスタのSESC14Bis(クアトルゼ・ビス)、北部のリアシュエイロ跡地のSESCカーザ・ヴェルデの三つは、今年下半期にオープンできる見込みだという。SESC14Bisにはラウル・コルテス劇場も取り込まれる。
その他、セントロのブラジル喜劇劇場(TBC)跡地と、北部のピリトゥーバ、東部のサポペンバとサンミゲル・パウリスタにも、数年以内に新しい施設が作られる。
拡充される施設と再開時期は、サンパウロ市セントロのSESCドン・ペドロ2世公園が2025年下半期。市南部のSESCカンポ・リンポは2027年下半期に完成予定だが、工事中も営業する。
その他、サンベルナルド・ド・カンポ、モジ・ダス・クルゼス、オザスコ、リベイロン・プレット、タウバテー、プレジデンテ・プルデンテなどで新設、増設の予定だ。