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TVグローボ=リラ側近関連の疑惑詳報=520万レの水増し請求もエ

2023年6月6日

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 1日にアラゴアス州を中心に行われ、アルトゥール・リラ下院議長(進歩党・PP)の側近が捜査対象として上がっている連警捜査「エフェスト作戦」に関し、その実態などがより明らかになってきている。4日付G1サイト(1)(2)が報じている。
 この捜査は、リラ議長のお膝元であるアラゴアス州内陸部カナピなど約45の自治体で、学校に渡される教育用ロボット組み立てキットの不法入札と購買契約などを介した贈収賄工作や水増し請求、公金使用などの疑惑に対するものだ。
 これに関し、4日のグローボ局の報道番組「ファンタスチコ」が、その犯罪の一部を明らかにしている。
 それによると、アラゴアス州カナピでは、キット一つにつき1万4千レアルという法外な価格での購買が行われていた。この購買契約だけで520万レアル相当の水増し請求が行われたと見込まれている。これらのキットは州内46市で購買された。
 同番組では、同作戦で逮捕された夫婦のジュリアナ・サロモン、ペドロ・サロモン両容疑者が、連邦直轄区ブラジランジアにある駐車場で巨額の現金を交換する映像も流された。同捜査では、捜査対象となったブラジリア在住の容疑者の自宅から4400万レアルの現金のつまった金庫も押収されている。
 この汚職計画では、リラ氏の下院での側近のルシアノ・フェレイラ・カヴァルカンテ氏が捜査対象となっている。同氏はリラ氏の父のベネジト・デ・リラ元上議(PP)の側近でもあり、リラ家とは長い関係にもある。
 また、5日には、教育省のディレクターであるアレクサンデル・モレイラ氏が解任処分を受けた。同氏は73万7千レアルもの不正な金の支出への関与が問題視されていた。


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