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ガルシア氏の内通事実を確認=パラナ州LJ班の会話記録で

2023年6月10日

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 ラヴァ・ジャット(LJ)作戦担当のセルジオ・モロ判事(当時)の非公式潜入者(infiltrados informais)だったことを4日に公表したトニー・ガルシア氏に関し、8日付CNNブラジル(1)がその事実を示すメッセージのやり取りを連警の捜査記録から8日付で報じ、その合法性が改めて問われている。 
 このことは、連邦警察が2019年のヴァザ・ジャット報道の報道の元となった、モロ氏やLJ捜査班の検察官たちの携帯電話の盗聴に関して行った「スプーフィング作戦」で入手したメッセージのやり取りによって明らかになった。
 ガルシア氏が非公式潜入者だったことを窺わせるのは、2015年8月4日の、パラナ州検察局LJ班のアタイデ・リベイロ・コスタ検察官と、上司のジャヌアリオ・パルード氏との会話だ、この会話は、エンジェヴィックス社の共同経営者ジョゼ・アントゥヌス・ソブリーニョ氏の逮捕につながったものだ。
 アタイデ氏が心配して、「協力者が捜査対象(ソブリーニョ氏)に電話をかけ、偽の契約書を完成させるための資料について尋ねる予定だ。録音は司法当局の許可を得て連邦警察本部で行われる予定だが、協力者は慣れた人物か? こんなやり方で問題は生じないのか?」と尋ねると、パルード氏が「その協力者とは2005年にも共に活動している、会合の予約を入れ、自然な雰囲気で話しているから、証拠が無効にされたことはない。協力者はトニー・ガルシアだった」となだめた。
 2005年にも非公式潜入者として活動していたという情報は、ガルシア氏が主張していたこととも一致する。
 CNN報道によれば、非公式潜入者を使って捜査対象から証拠を引き出したにも関わらず、連邦検察庁は当初、その過程を証拠として添付しなかった。これは、この捜査手法がグレーである可能性を示している。CNNはこの件に関して連邦検察庁にコメントを求めたが、同記事の時点では返答は得られていない。


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