サッカー全国選手権=ボタフォゴが首位攻防戦制す=パルメイラスは地元戦活かせず
25日、サッカーの全国選手権で首位攻防戦となるパルメイラス対ボタフォゴ戦が行われ、ボタフォゴが1―0で敵地戦を制し、首位固めを行った。25日付UOLサイト(1)などが報じている。
この試合はサンパウロ市アリアンツ・パルケで行われ、パルメイラスは序盤から試合を優位に進めるも、得点までこぎつけられなかった。
その一方、ボタフォゴは前半28分、今期得点王ランキング1位のシキーニョ・ソアレスが、12試合で10得点目となる、先制ゴールを決めた。
パルメイラスは後半37分、PKのチャンスを得たが、これをエースのラファエル・ヴェイガが枠外に外してしまい、同点はならず。結果、ボール占有率64%、シュート数でボタフォゴの6本を倍以上上回る15本を放ちながらも、パルメイラスが0―1で敗れた。
これでボタフォゴは12試合での勝点を30とし、優勝候補パルメイラスとの勝ち点差を8に広げ、首位独走態勢を固めた。2020年に最下位となり、21年は2部落ちしていたボタフォゴの予想外の快進撃が続いている。逆にパルメイラスは、25日の試合でそれぞれ勝利したグレミオ、フラメンゴに抜かれ、4位に落ちた。
この試合でパルメイラスは、アリアンツ・パルケでの31試合に及ぶ無敗記録も止まった。