国際大学ランキング、USPがラ米1位に=全世界では初の85位
国際大学ランキングで、サンパウロ総合大学(USP)が順位を30上げ、ラ米で1位となった。27日付フォーリャ紙など(1)(2)(3)が報じている。
これは「QSワールド・ユニバーシティ」という大学ランキングの2024年度版で、USPは約3千の大学の中で高評価を得、前年度の115位から85位に上昇した。
これにより、ラ米での順位も1位になった。前年度はアルゼンチンのブエノス・アイレス大学やメキシコ国立自治大学に次いで3位だった。
伯国の大学で2番目に評価が高かったのは州立カンピーナス総合大学で、220位にランクインした。また、リオ連邦大学は371位、州立パウリスタ総合大学は419位に入った。
このランキングでブラジルの大学が100位以内に入るのは初めてのことだった。このQSワールドのランキングは1700万もの項目と24万人にも及ぶ専門家によって決められるかなり大規模なもので、「安定性」「雇用状況」「学術研究」などが重視される。
同ランキング1位は12年連続で米国のマサチューセッツ工科大学が占めた。