マナウス特別自由区=自動二輪車の生産は順調=上半期は13・9%増加

ブラジル・オートバイ・モペット・スクーター・自転車等製造者協会(Abraciclo)が10日、アマゾナス州マナウスZFM(経済特別自由区)での上半期の自動二輪車の生産台数は昨年同期比で13・9%増の76万4271台に達したと発表したと10日付アジェンシア・ブラジルなど(1)(2)(3)が報じた。ただし、6月の生産台数は9万5274台で、昨年同月比で6・3%減少した。
上半期の販売数は78万70台で、昨年同期比で22・5%増加した。販売数は6月も昨年同月を16・2%上回る14万387台だった。6月は1営業日につき6658台が売れたことになる。
上半期に最も売れたのはストリートと呼ばれる型で、52・4%にあたる40万8942台を販売。2位はトレイルの14万5364台(18・6%)、3位はスクーターの10万4543台(13・4%)だった。
また、6月に新規登録された自動二輪車の81・8%(11万4816台)は小型で、中排気量モデルは15%にあたる2万1120台、大排気量モデルは3・2%の4451台だった。
上半期の二輪車生産台数が2014年以降で最高だったことで、同協会は今年の生産予測台数を昨年比10・4%増の156万台に上方修正した。同協会のマルコス・ベント会長は、下半期はマクロ経済のシナリオが好転する見込みで、10%以上の成長も達成可能と見ている。
年間販売台数は昨年比で10・9%増の151万1千台となる見込み。輸出は4万9千台で11・5%減と見られている。