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貢献称え菊地氏「名誉会長」に=援協6月定例役員会

2023年7月19日

6月定例役員会の様子
6月定例役員会の様子

 サンパウロ日伯援護協会(援協、税田パウロ清七会長)の6月定例役員会が22日午前9時半から、サンパウロ市リベルダーデ区の援協ビル4階会議室とオンラインで開かれた。
 5月分会計報告では、125万6060レアルの赤字が発表された(日伯友好病院は別会計)。
 事務局報告では、スザノ・イペランジアホームの入居者7人がコロナウイルスに感染し、隔離措置が取られていることを説明。また、5月の部門別寄付が31件で13万3298・72レアル、物品寄付が36件あったことが発表された。
 議題では、長年にわたって援協の活動に貢献してきた菊地義治氏(83歳、岩手県出身)を「名誉会長」にすることが拍手で承認された。さらに、9月のイペランジアホーム創立40周年記念式典に出席する日本財団の尾形武寿(たけじゅ)理事長に、スザノ市議会から名誉市民賞の贈呈も予定されているという。
 引き続き、6月17、18両日に行われた日本移民115周年記念高齢者無料検診の受付人数も報告された。両日の応募件数はともに228件で計456件。対応件数は17日が214件、18日が190件で計404件だった。
 各委員会報告では、5月の会員総数が5244人(正会員413人、賛助会員4831人)と前月から56人増え、会費総額が4万2611レアルだったことを発表。各イベント向けに制作されたあけぼのホームと、さくらホームの広報用ビデオ内容が披露された。
 各施設報告では、5月の巡回診療が6日にサンパウロ州サントス市(受診数33人)、7日にレジストロ市(16人)で実施されたことや、イタペチニンガ病院とさくらホームでの改修工事状況についても説明。7月22、23、29、30日、8月5、6、12、13日の4週末に開催される第52回カンポス桜祭りでは、2万8千人の来場が見込まれているという。
 福祉部の5月の訪問内訳は886人(男性112人、女性774人)で、月間受付延べ数は1919人だった。
 各施設の6月6日現在の空き数は次のとおり(カッコ内は問い合わせ件数)。
 あけぼのホーム=9人(14)。サントス厚生ホーム=2人(14)。イペランジアホーム=17人(20)。さくらホーム=10人(7)。


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