【日伯友好130周年のハイライト】佳子さまブラジルご訪問の全記事を期間限定で無料公開

2025年12月27日

日伯外交関係樹立130周年という節目の年のハイライト、佳子内親王殿下ブラジルご訪問は、本紙にとっても2025年最大の取材テーマとなった。8都市を巡るご日程に密着し、対話や式典、現地での交流を30本近い記事として伝えてきた。通常は有料記事としてきた全記録を、1月5日まで期間限定で無料公開している。

サムネ

サンパウロ、ロンドリーナ、マリンガ、ブラジリア、リオデジャネイロ、イグアスなどをご訪問された集大成として総尺2時間超の記録映像を編集し、YouTubeで無料公開しているた。ほぼ全編ノーカットで構成された映像には、笑顔で人々と向き合い、言葉を交わし続ける佳子さまの姿が克明に映し出されている。地球の反対側で続く過密な日程は、まさに「超人的」とも言えるご公務だった。

佳子さまと直接触れ合った人々にとって、そのひとときは忘れがたい記憶となった。連邦議会での記念式典、ルーラ大統領や州知事との会見、各地の日系社会との温かな交流。慰霊碑への献花や、日本語教育の現場、若者や子どもたちとの対話を通じ、移民の歴史と未来に静かに思いを寄せられた。

帰国後、佳子さまは宮内庁のホームページでご訪問を振り返り、ブラジル政府の招待への感謝とともに、世代を超えて受け継がれてきた日系社会の努力と貢献に敬意を表された。また、日本で暮らす約21万人のブラジル出身者にも触れ、両国が今後も寄り添い合う関係であり続けることへの願いを示された。

一方で、移動中の素顔を捉えた映像を巡っては、プライバシーと人間味をめぐる議論も生まれた。だが、連日の取材を通じて浮かび上がったのは、形式にとどまらない「対話の力」だったと言える。

ぜひこの機会に、以下の記事とそれぞれの動画をご覧ください。

➡️地球の反対側で超人的なご公務=佳子さま、ブラジルご訪問全記録=2時間の動画を無料公開 2025年7月12日

ブラジル日報は7都市を密着取材。総尺2時間超の記録をYouTubeで無料公開しました。成田出発から帰朝まで、笑顔と対話の総集編です。ほぼ全編ノーカットで収めました。

佳子さまと直接触れ合ったブラジルの人々にとって、その出会いは一生忘れられない経験となりました。ブラジルと日本の絆を再確認する内容です。詳細はサイトからどうぞ。

➡️佳子内親王殿下のご印象＝ブラジルご訪問を終えて＝令和7年6月25日（水） 2025年7月10日

佳子さまは帰国後、宮内庁のホームページでブラジルご訪問に関する、以下のような主旨のお言葉を発表された。詳細はサイトからどうぞ。
外交関係樹立130周年と「日本ブラジル友好交流年」に際し、ブラジル政府の招待で各地を訪問できた喜びと感謝の思いが語られた。ブラジリアではルーラ大統領と再会し、記念行事を通じて両国の深い絆を改めて実感。各地の日系社会との交流では、世代を超えて受け継がれてきた努力や文化、社会への貢献に敬意を表された。慰霊碑への献花や若者・子どもたちとの出会いを通じ、過去から未来へ続く歩みに思いを寄せた。また、日本で暮らす約21万人のブラジル出身者への感謝にも触れ、日伯両国がこれからも寄り添い合う関係であり続けることを願われた。

➡️オピニオン＝佳子さま「機内うたた寝動画」が波紋＝プライバシーか人間味かで議論＝奥原マリオ純 2025年7月10日

➡️《記者コラム》佳子さまの連邦議会でのお言葉＝モッタ下院議長、西森議連会長も＝130周年の式典ハイライト 2025年7月10日

➡️佳子さま夜明けのコルコバードへ＝条約批准書ご覧に、日系人ご引見 2025年7月10日

➡️ブラジリア＝佳子さまに日系社会歓迎会＝「日系人を大切にしてくださる方」 2025年7月10日

➡️外務省元研修生とご引見＝佳子さまに訪日成果を報告 2025年7月10日

➡️佳子さま＝ロンドリーナ文協ご視察＝参加者一人一人と握手 2025年7月10日

➡️佳子さまが元参加者をご引見＝友好の絆育む「ふれあい日本の旅」 2025年7月10日

➡️佳子さま＝ローランジアで慰霊碑献花＝北パラナ移民史を熱心にご傾聴 2025年7月10日

➡️佳子さま＝マリンガで日系青年らとご引見＝「活動への活力頂いた」 2025年7月10日

➡️全日程終え、無事ご帰朝の途に＝佳子さまがイグアスの滝視察＝最後の地まで公務に励まれる 2025年6月16日

➡️佳子さま＝パラナ日伯連合会ご視察＝ラッチーニョ州知事とご引見＝「日系コミュニティに誇り」 2025年6月14日

➡️佳子さまコルコバードご覧に 2025年6月14日