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フラメンゴ=ペドロがコーチに殴られる=昨年W杯出場のチーム主力

2023年8月2日

 フラメンゴの主力選手、ペドロがフィジカルトレーナーに殴られる騒動が起こり、ブラジルのサッカー界に強い波紋が投げかけられている。7月30日付G1サイトなど(1)(2)(3)(4)が報じている。
 騒動が起きたのは7月29日、フラメンゴがベロオリゾンテのアレーナ・インデペンデンシアで行われた全国選手権でのアトレチコ・ミネイロ戦を終えた後のロッカールームでのことだった。ペドロはフィジカルトレーナーのパブロ・フェルナンデス氏(54)に顔を拳で殴られた。これは、ペドロがウォーミングアップを拒否したことが原因で起きた事件と見られている。
 ペドロは事件後すぐにSNSでフェルナンデス氏を批判。翌7月30日の未明には市警に被害届を提出した。また、口の中を切るなどしていたため、法医学研究所での精密検査も受けた。
 一方のフェルナンデス氏も警察の事情聴取を受けた後、釈放された。ただし、釈放前に諸条件を定めた書類に署名し、特別刑事裁判所での審理への出席を約束させられた。
 この件はすぐに大きく報道された。それは、これが暴力事件であることに加え、パブロ氏がチリ人だったことも注目されたためだ。フラメンゴは同氏を7月30日付で解任。ただし、同氏をコーチにつけたチリ人監督のホルヘ・サンパオリ氏は監督に留まっている。
 フラメンゴはペドロにも「素行不良」として罰則を与えたい意向だが、ペドロもフラメンゴとの契約解除に動くのではと注目されている。本人はまだ練習に戻っていない。
 ペドロは昨年のリベルタドーレスで得点王に輝き、W杯にもセンターフォワードの控えで出場するなど、フラメンゴの攻撃の要となる選手だ。


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