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リオ州=プロコンが父の日前の監査実施=商店は4%の売り上げ増を期待

2023年8月8日

父の日商戦は下半期の重要な商機(©Tania Rego/Agencia Brasil)
父の日商戦は下半期の重要な商機(©Tania Rego/Agencia Brasil)

 13日(日)の「父の日」を前に、リオ州の消費者保護センター(プロコン)が実店舗やサイト、レストランなどを監査中と6日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
 検査官達はリオ都市圏のスポーツ用品や電気電子機器、衣類、アクセサリー、家庭用品などの販売店で立ち入り検査を行い、6日は110店舗中57%で何らかの不正行為を確認。誤解を招く広告や商品価格の欠如などは、店主らが調整・修正を行ったという。
 誤解を招く広告や返品や交換手順に関する不正確な情報、返品を認めないなどの不正行為は販売サイトでも確認されている。6日に不正行為の通知を受けたサイトは六つで、店舗側には48時間以内の対応が求められている。制限時間内に解決しない場合は司法手続きにかけられ、サプライヤーには罰金が科せられる可能性がある。
 リオ市北部、南部、西部と海岸部ではレストランの監査も行われた。6日の時点では1軒が設備面での問題と賞味期限切れの食材の存在を指摘されている。
 プロコンは賢い買い物をするためのヒントも提示。主なヒントは、同じ会社で同じ銘柄の品は価格調査を行ってから購入する、返品の可否や方法を確認する、サイトでの購入の場合はクーリングオフの権利があるので異なった品が届いた場合などは契約または到着から7日以内にキャンセルが可能、耐久消費財の保証期間は90日間、非耐久消費財の場合は30日、SNSで送られてきた見知らぬリンクは不用意にクリックしないなどだ。
 7月31日付アジェンシア・ブラジル(2)によると、同州の商店主クラブや商店主組合が行った調査では、雇用改善などの状況好転が確認されており、父の日商戦の売上は昨年同期を4%上回り、贈り物の平均価格は110~130レアルと予想されているという。


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