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赤い8月=電力網の事故への意識高揚月=昨年の事故は756件記録

2023年8月12日

電力網に絡む事故を防ぐために注意を呼び掛けるポスター(©ABRADEE/Divulgacao)
電力網に絡む事故を防ぐために注意を呼び掛けるポスター(©ABRADEE/Divulgacao)

 ブラジル配電業者協会(Abradee)が電気事故防止のための第17回安全キャンペーンの一環として、電力網の事故についての意識を高めるための「赤い8月」を年間カレンダーに加えたと9日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
 電力網の事故への意識高揚月間は、「目を覚まし、命と幸運のはざまで、安全に生きることを選択してください!」との呼びかけと共に開始された。
 同協会によると、2022年は電力網での事故が756件報告されており、内270件は死者が出たという。死者が多く出ているのは、建設や建物のメンテナンス、地中ケーブルの通電、導体や電力機器の盗難、ガットと呼ばれる不法な電気接続、農業機器や設備での事故などに関連したものだという。
 同協会のマルコス・マドゥエイラ会長は、「事故予防のための意識を高める、非常に大切なキャンペーンだ。それだけでなく、態度の変化などの具体的な行動を起こすために社会を動かすことも促進する」との声明も出している。
 同会長は、「電力網の傍で活動する際、幸運ではなく、安全を選ぶよう、留意することがいかに大切かを人々に思い起こしてもらうために、赤い8月について、毎年、啓もうしていきたい」とも述べている。


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