サントス・ドゥモン空港=13時までに72便欠航=悪天候で空の交通乱れる
14日、リオ市のサントス・ドゥモン空港で悪天候により13時現在で73便がキャンセルされる事態が発生。利用者の足に乱れが生じた。同日付G1サイト(1)が報じている。
サントス・ドゥモン空港では午前6時20分頃から混乱が生じ、13時までに73便がキャンセルされた上、99便の発着に遅れが生じている。
3時間遅れで搭乗したある女性は、「空港側は天候不良というだけで詳しい説明は一切してくれない。欠航になった便に関しても、便が満席だから振替のめどが立たないと言っている」と、空港側の対処に対する不満を述べている。
不順な天候故の便の乱れは13日から続いており、13日19時に空港に着いたという赤ちゃんと子供連れの女性が、13日にキャンセルされた便の振替便もキャンセルされ、16時間待っているとこぼしている。
その一方で、リオ市郊外にあるガレオン国際空港は通常通りの運航を行っており、11時の時点でサントス・ドゥモンの代替便を14便請け負っていた。
気象予報機関のクリマテンポによると、この日のリオ市はところにより強い雨が降るなど、終日曇天の状態だったという。気温は19度から26度の間で推移していた。
サントス・ドゥモンでの便の乱れは他の空港にも影響し、G1サイト(2)によると、サンパウロ市コンゴーニャス空港では10時2分までにGol社だけで23便がキャンセルされ、5便がガレオンに回された。同様の措置はLATAM社やAzul社でも取られた。