ミナス・ジェライス州=Fジアス高速道でバスが転覆=コリンチャンス応援団7人死亡

20日未明、ミナス・ジェライス州のフェルナン・ジアス高速道で、サッカー・クラブ、コリンチャンスの応援団を乗せたバスが転覆。7人が死亡する惨事が発生した。同日付CNNブラジル(1)、G1サイト(2)などが報じている。
事故が起きたのは20日午前2時50分頃で、ミナス・ジェライス州ブルマジーニョとベロ・オリゾンテ都市圏のイガラペーの間でコリンチャンスの応援団43人を乗せた、ベロ・オリゾンテ発サンパウロ州タウバテ行きのバスが転覆。この衝撃で7人が死亡。27人が近隣の病院に運ばれた。
現場はきついカーブで知られ、運転が困難とされる地区で、事故の原因はバスのブレーキが効かなかったためとされているが、警察はより詳細な調査を進めている。
国家陸路輸送庁(ANTT)によると、転覆したCFVマルチンス・トランスポルテス社のバスは、州をまたいで乗客を運ぶことに関する認可を受けていなかったという。
乗客たちは事故の前日の19日夜、ベロ・オリゾンテのミネイロン・スタジアムでクルゼイロ対コリンチャンス戦を観戦しており、1―1の引き分けに終わった後、夜行長距離バスで帰宅しようとしているところだった。
事故が起きたバスに乗っていたコリンチャンス応援団は、全員がヴァレ・ド・パライバ地区5市からの参加者だったという。
コリンチャンスは事故後、犠牲者と遺族に対して遺憾の意を発表。遺体の搬送や負傷者の帰宅などについても責任を負う意向だ。ルーラ大統領も弔辞を述べている。