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サンパウロ市地下鉄=駅構内で警備員が集団暴行=路上生活者に襲いかかる

2023年8月24日

 22日、サンパウロ市地下鉄の駅の構内で、警備員が利用客に集団暴行を加える事態が起こり、問題視されている。同日付フォーリャ紙(1)が報じている。
 事件の模様は録画されており、サンパウロ市の路上生活者救済などを行っている人道派のジュリオ・ランセロッティ神父がインスタグラムで拡散したことで一気に広がった。暴行そのものは22日に、サンパウロ市地下鉄1号線の北の終点トゥクルヴィ駅の中で行われたものと見られている。
 動画では、男性1人と女性2人の3人の警備員が、再生可能ゴミの回収を行っている路上生活者の男性を連絡通路で囲み、次から次へと暴行を加える様が映し出されていた。女性警備員の一人は被害者の男性と取っ組み合いを行い、男性警備員が被害者を蹴倒した。男性警備員はさらに、立ち上がった被害者の頭を、警棒で力の限り殴っている。
 これにより、被害者が抱えていたバッグのジッパーが開き、収集した再生資源ごみが床に撒き散らされることにもなった。
 地下鉄側は何が原因で暴力行為が行われたかを明らかにしなかったが、「いかなる暴力行為も許されない」とし、関与した警備員たちを停職処分にしたと発表した。


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