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全国市長選=PTがPLとのシャッパ了承=非ボルソナロ派の候補に限り

2023年9月1日

 ルーラ大統領の労働者党(PT)が場合により、2024年の全国市長選でボルソナロ前大統領の自由党(PL)と連立名簿(シャッパ)を組むことを認める方針を打ち出した。8月30日付フォーリャ紙など(1)(2)が報じている。
 このことは8月28日に行われた党幹部による投票によって決まり、30日に公表された。幹部会の投票では、56人中29人が「市長選でPLとシャッパを組むことを禁止しない」ことに賛成。反対票は27だったというから、わずか2票の僅差だった。
 会合後にPTが出した声明によると、「ボルソナロ氏を支持する候補でない場合に限る」「その候補がPL党内でボルソナロ氏についている場合は、協力も資金提供もしないし、こちらも受けない」としている。
 同党広報担当のジウマール・タット下議によると、ボルソナロ氏に投票した閣僚もいるし、現在はルーラ氏を支持しているが、PLに籍を置いたままの市長もいるという。
 PLは2021年にボルソナロ氏が移籍してくるまではセントロン系政党で、第1、第2期のルーラ政権では同党のジョゼ・アレンカール氏が副大統領を務めるなど、PTとは協力関係にあった。
 この決定は、ルーラ氏が2026年の大統領選で再選を狙うための橋渡し的な意味合いもあるとされている。


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