リベルタドーレス杯=フルミネンセも準決勝進出=ベスト4にブラジル勢3チーム
8月31日に行われたサッカーのリベルタドーレス杯準々決勝第2試合で、フルミネンセがオリンピアに2連勝を飾り、準決勝進出を決めた。同日付グローボエスポルテ(1)が報じている。
フルミネンセは先週行われた本拠地マラカナンでの試合を2―0で制していたが、相手のオリンピアは本拠地パラグアイでの決勝トーナメント第1戦でフラメンゴに逆転勝利したチームだけに、油断はできなかった。
試合は、逆転に望みをかけたオリンピアが序盤からシュート攻勢で畳み掛けた。だが、フルミネンセは前半24分、ケノからのカウンターのパスを受けた22歳のフォワード、ジョン・ケネディがドリブルで独走し、1点を先取。
これに対し、オリンピアは前半44分に、ドリブルで上がったザバラがミドルシュートを決め、同点に追いついた。
試合はその後、膠着状態となったが、後半35分、右のゴールポストに当たって跳ね返ったジョン・ケネディのシュートをエース、ヘルマン・カノが押し込んで2点目。さらにアディショナル・タイムにも、カウンターからの攻撃でカノがこの試合2点目、チームとしては3点目となるゴールを決めた。
これにより、この試合を3―1、合計スコア5―1で制したフルミネンセが、ブラジル勢ではインテルナシオナル、パルメイラスに次ぐ3チーム目となるベスト4に進出することが決まった。フルミネンセの準決勝の相手はインテルで、ブラジル勢対決となる。