ダッタフォーリャ=大統領選後も2極化続く=ルーラ、ボルソナロ拮抗
大統領選から約1年が経過しようとしている今も、ルーラ大統領の労働者党支持者(ペチスタ)とボルソナロ前大統領の支持者(ボルソナリスタ)の、左派対保守の二極化は続いていると14日付フォーリャ紙(1)が報じている。
このことは12〜13日に行われたダッタフォーリャの調査で明らかになった。それによると、自分は「ペチスタ」と答えた人は全体の29%おり、「ボルソナリスタ」と答えた人は25%いた。
一方、「中道」と答えた人は21%いたが、より詳細に見ると、11%分は「ペチスタ寄り」、7%分は「ボルソナリスタ寄り」と答えた。残りの3%分は態度を明らかにしなかった。
さらに、昨年の大統領選でルーラ氏、もしくはボルソナロ氏に投票した人のうち、92%は「投票した内容に後悔していない」と答えており、後悔しているという人は7%しかいなかった。
一方で、大統領選の決選投票を棄権した人のうち、79%は「棄権してよかった」と思っており、18%は「どちらかに入れればよかった」と思っているという。
また、ボルソナロ派に質問したところ、最近のスキャンダルがあっても「支持したい気持ちが強まった」と答えた人が36%おり、48%が「変わらない」と回答。「以前よりは醒めた」は15%のみだった。