ブラジル杯=サンパウロが敵地で先勝=今年最高の客入りを記録
17日、サッカーのブラジル杯決勝第1試合が行われ、サンパウロがフラメンゴに対し1―0で勝利した。同日付UOLサイト(1)が報じている。
リオ市のマラカナン・スタジアムで行われた試合は、ブラジル・サッカー史上最高の興行収入となる2634万3300レアルを記録した。このことは試合中、場内でもアナウンスされたが、会場からはフラメンゴのオーナーのロドリゴ・ランジン氏への野次が飛び交った。理由はチケット代の高騰で、6万人以上を集めたこの試合では、高い人は最大の4500レアルを支払っていたという。
この試合はフラメンゴの本拠地で行われたが、前半攻め立てたのはむしろサンパウロで、序盤から何度もフラメンゴのゴールを脅かした。
46分には、ラファエル・ネストルの左からのクロスにアルゼンチン人エースのカレリがヘディングで合わせて先制点を決めた。
フラメンゴは後半、ペドロ、ガビゴル、ブルーノ・エンリケの強力フォワード陣を中心に積極的に反撃に転じた。
だが、司令塔役のアラスカエタを負傷で欠いたことで、効果的なパスがつながらず、決定的なチャンスが最後までつかめず無得点。結果、サンパウロが第1戦を勝利した。
決勝第2戦は24日に、サンパウロの本拠地、サンパウロ市モルンビ・スタジアムで行われる。