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財務省=成長見込みを上方修正=GDPは3・2%に

2023年9月20日

財務省(Marcelo CamargoAgencia Brasil)
財務省(Marcelo CamargoAgencia Brasil)

 財務省経済政策局が18日、2023年の国内総生産(GDP)の成長予測を2・5%から3・2%に引き上げたと同日付G1サイトなど(1)(2)(3)(4)(5)が報じた。
 18日に発表されたマクロフィスカル速報によると、今年のGDPの成長予測引き上げは、第2四半期のGDPが前期比で0・9%成長したことや、農産物の収穫量増加、第3四半期も良好な結果が得られるとの期待、第4四半期には中国経済が回復するとの予想などに基づいたものだという。
 今年の成長予測は全ての分野で上方修正された。農業の成長予測は13・2%増が14%増に引き上げられた。工業は0・8%増が1・5%増、サービス業も1・7%増が2・5%増のように引き上げられている。
 経済政策局のギリェルメ・メロ局長は、市場のGDP成長予測は財務省のものより小さいが、それでも2・64%を2・89%に上方修正したことは、財務省の見通しを裏付けているとしている。
 なお、2024年の成長予測値は2・3%のままで維持されている。
 なお、公式インフレ指数である広範囲消費者物価指数(IPCA)の予測値は4・85%で維持された。政府の目標値は3・25%を軸に上下1・5%ポイントだから、現在の予測値はまだ、目標上限の4・75%を上回っている。
 最低賃金や年金額の調整などに使う全国消費者物価指数(INPC)の予想値は、4・48%が4・36%に引き下げられた。


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