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リオ州=フランチャイズの収益増加=国の平均以上の17%増記録

2023年9月21日

エキスポ・フランチャイズの様子(Divulgação)
エキスポ・フランチャイズの様子(Divulgação)

 リオ州ではフランチャイズ部門が成長中で、上半期の収益は国内市場の平均の15%を上回る前年同期比で17%増の103億レアルに達した。また、市場は4・1%成長し、新規店舗数は1万8410増えたと16日付アジェンシア・ブラジルなど(1)(2)(3)(4)が報じた。
 州全体の回復を示すもう一つの数字は雇用創出で、直接雇用者数は16万増えた。直接雇用は前年同期比で15・4%増えており、ユニット毎に平均9件の雇用が創出された。間接雇用者も144万4千人増えている。
 ブラジル・フランチャイズ協会リオ支部(ABF‐RJ)のクロドアルド・ナシメント会長は12日、「我々の州は非常に前向きな回復を見せている」と語っている。
 全国での収入は914億3200万レアルが1051億7千レアルにと15%増加し、161万人が直接雇用された。また、ユニット毎に平均9人の雇用創出というデータからいえば、全国では約1100万件の雇用が創出されるとナシメント会長は強調。また、経済は安定化する兆しを見せているが、フランチャイズ部門は拡大傾向にあるとも述べている。
 成長が著しいのはホテルと観光で、パンデミック後の社会生活再開で、外出したり旅行したりする人が増えた証拠だという。健康や美容、快適な生活といったセグメントや、食事や外食、ファッションも伸びている。
 また、上半期の収益はパンデミック前を25%上回っており、リオ州では年間を通しても2019年比で12~18%の成長となると推定されている。
 ナシメント氏によると、リオ州の業績は全国平均以上で、内陸部でも新たな店や雇用が生まれている。ユニット増が目立つのは州都圏やラゴス地方、フルミネンセ地方南部で、クラウジオ・カストロ知事らも、上半期の結果は同州の業界と経済の回復を示し、フランチャイズブランドに対する需要の高さを示していると喜んでいる。
 フランチャイズの開業資金は、在宅型は5千レアルから、ショッピングセンターのアンカー店などのマクロフランチャイズでも200万レアルまでで、あらゆる予算で利用可能なフランチャイズがあるという。このテーマはリオ市バラ・ダ・チジュッカ区のリオセントロで21~23日に開催されるエキスポ・フランチャイズでの講演の主題だという。
 エキスポでは、20社以上の新興企業がフランチャイズ化について話し合い、起業家にツールを提供する。また、著名人による講演の他、フランチャイズの開設方法、開設に際しての注意点、フランチャイズ加盟者のメリットなどの情報も提供されるという。


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