サッカー=応援団への規制厳格化=チケット発券段階から
法務省とスポーツ省、ブラジル・サッカー連盟(CBF)は20日、スタジアムに常連としてやってくる応援団員の監視強化に関する合意書に署名した。20日付G1サイト(1)が報じている。
監視強化策は「エスタジオ・セグーロ」と名付けられ、記念イベントと共に発表された。署名式にはフラヴィオ・ジノ法相、アンドレ・フフカ・スポーツ相、エジナルド・ロドリゲスCBF会長が参加した。
エスタジオ・セグーロでは、常連の応援団員の入場がチケット発券の段階から厳しくなる。チケットはクラブから無料でもらったものであったとしても、納税者番号(CPF)が記載されたものとなり、購買者、もしくは所有者の顔写真の挿入も義務付けられる。これらの情報は法務省にデータが渡される。
また、入場の際もチケットはセンサーでチェックされる。さらに、場内では人種差別や同性愛者差別の言動が起こらないような対策も導入される。
ロドリゲスCBF会長によると、マラカナン・スタジアムでは既に、20試合ほどでテストも行っているという。