リベルタドーレス杯=インテル、ネンセ、互いに譲らず=ブラジル勢同士の準決勝、引き分け
27日、サッカーのリベルタドーレス杯準決勝第1戦が行われ、ブラジル勢同士のフルミネンセ対インテルナシオナル戦は両者譲らず、2―2で引き分けた。テラサイト(1)やグローボエスポルテ(2)が報じている。
この日、試合会場となったマラカナン・スタジアムには有料入場者数6万1454人が詰めかけ、今年ブラジルで行われたサッカーの試合の動員数を更新。試合前から期待が高かった。
先制したのは本拠地試合のフルミネンセだった。前半20分、アリアス、ジョン・ケネディからうまくつないだパスをエースのヘルマン・カノが決めて、先制点をあげた。
だが、インテルは前半終了間際、レネからのクロスをウゴ・マジョがヘディング。シュートがゴールを割ったかに見え、VAR判定となったが、得点が認められ、1―1の同点に。
後半に入ってからのインテルは、12分のガブリエル・マシャドのゴールがVAR判定で覆されたものの、19分には、エネル・ヴァレンシアからの左真横からのパスを受けたアラン・パトリキがゴールを決め、逆転した。
しかし、後半33分、フルミネンセはアリアスの右からのコーナーキックをニノがヘディングで高く上げ、そのボールに反応したヘルマン・カノがこの日、2点目となるボレー・シュートを決め、2―2の同点に。試合は結局、引き分けた。
第2戦はインテルの本拠地、ポルト・アレグレのベイラ・リオで10月4日に行われる。