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CPTM=9号線オザスコ駅で天井崩壊=スト当日の線路故障に続いて

2023年10月6日

 4日午後、CPTM9号線オザスコ駅で屋根の一部が崩壊する事故が起きた。同線は民営化後に事故が多発し、問題とされている渦中にある。4日付G1サイト(1)が報じている。
 事故が発生したのは4日夕方で、大サンパウロ市圏一帯に激しい雨が降った際、北口のバス・ターミナルの方向にある屋根の一部が陥落した。
 この時はラッシュアワーで人は多かったものの、けが人などは出なかった。だが、突然の崩壊に驚く人たちは多く、現場には叫び声が響き渡った。現場にいた人によると、この屋根は崩れる直前に雨漏りがひどくなっていたという。
 9号線はこの前日も、モルンビ〜ヴィラ・ロボス・ジャグアー駅間が電気系統の故障で不通となった上、4日になってもモルンビ〜ピニェイロス駅間が片側運転しかできない状態が丸1日続いた。
 3日はサンパウロ市地下鉄とCPTMで、民営化に反対する職員による24時間ストが行われたが、その際も、9号線の故障の多さは「民営化への不安材料」の見本として引き合いに出されており、スト当日の故障でそれがさらに強調されたばかりだった。
 CPTMの8号線と9号線の運営は2022年1月から、ヴィア・モビリダーデ社が担当しているが、民営化前より故障が増加している。


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